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7.2. サービスの実行

systemctl ユーティリティは、サービスを開始・停止・再起動するだけでなく、特定のサービスの状態を確認できるようになります。

service ユーティリティを使用しないでください

/etc/rc.d/init.d/ ディレクトリにインストールされた init スクリプトを持つサービスを管理するために、service ユーティリティをまだ使用できますが、systemctl ユーティリティを使用することを勧めます。

7.2.1. サービスの状態の確認

特定のサービスの状態を確認するには、systemctl コマンドを以下の形式で使用します:
systemctl status service_name.service
このコマンドはサービスの状態に関する詳しい状態を提供します。しかしながら、ただサービスが実行されているかを確認する必要があるだけならば、代わりに以下の形式で systemctl コマンドを使用することができます:
systemctl is-active service_name.service
例7.3 httpd サービスの状態の確認
例7.1「httpd サービスの有効化」httpd サービスを起動時に開始する方法について説明しています。システムが再起動したと想定すると、サービスが本当に実行されているかを確認する必要があります。シェルプロンプトにおいて以下のように入力することにより確認できます:
~]$ systemctl is-active httpd.service
active
以下のコマンドを実行することにより、サービスに関する詳しい情報を表示することもできます:
~]$ systemctl status httpd.service
httpd.service - LSB: start and stop Apache HTTP Server
          Loaded: loaded (/etc/rc.d/init.d/httpd)
          Active: active (running) since Mon, 23 May 2011 21:38:57 +0200; 27s ago
         Process: 2997 ExecStart=/etc/rc.d/init.d/httpd start (code=exited, status=0/SUCCESS)
        Main PID: 3002 (httpd)
          CGroup: name=systemd:/system/httpd.service
                  ├ 3002 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3004 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3005 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3006 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3007 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3008 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3009 /usr/sbin/httpd
                  ├ 3010 /usr/sbin/httpd
                  └ 3011 /usr/sbin/httpd

すべての有効なシステムサービスを一覧表示するには、以下のコマンドを使用します
systemctl list-units --type=service
このコマンドは、各行に以下の列をタブ区切りで提供します:
  • UNITsystemd ユニット名です。この場合、サービス名です。
  • LOADsystemd ユニットが正しくロードされているかの情報です。
  • ACTIVE — 高レベルのユニットの有効化状態です。
  • SUB — 低レベルのユニットの有効化状態です。
  • JOB — ユニットの待機中のジョブです。
  • DESCRIPTION — ユニットの概要です。
例7.4 すべての有効なサービスの一覧表示
以下のコマンドを使用することにより、すべての有効なサービスを一覧表示できます:
~]$ systemctl list-units --type=service
UNIT                      LOAD   ACTIVE SUB     JOB DESCRIPTION
abrt-ccpp.service         loaded active exited      LSB: Installs coredump handler which saves segfault data
abrt-oops.service         loaded active running     LSB: Watches system log for oops messages, creates ABRT dump directories for each oops
abrtd.service             loaded active running     ABRT Automated Bug Reporting Tool
accounts-daemon.service   loaded active running     Accounts Service
atd.service               loaded active running     Job spooling tools
[出力の省略]
上の例において、abrtd サービスが、ロード、有効化、実行されています。また、待機中のジョブは何もありません。